想像を超える程犬の抜け毛がひどいのは病気なの?!無限に続くお掃除地獄から脱却する方法は?

「最近、愛犬の抜け毛が多いな…」

「たくさん毛が抜けるけど、大丈夫かな?」

犬の抜け毛が多いと、病気なのかな?原因はなんだろう…?と不安になってしまいますよね。

この記事では、犬の抜け毛について、原因や対策などをお伝えしています。

こーくん
こーくん

『愛犬の抜け毛のお悩みを解消したい!』という飼い主さんは、ぜひ読んでみてくださいね。

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犬の抜け毛がひどい!犬の抜け毛の原因とは?

犬の抜け毛がひどいと悩んでしまいますよね。

犬の抜け毛が多いときには、下記の3つのどれかが原因の可能性が高いです。

  • 換毛期である
  • 皮膚にトラブルがある
  • ストレスを抱えている

以下で分けてお伝えしますね。

換毛期である~抜け毛の時期とは?

犬の被毛が生え変わる時期である『換毛期(かんもうき)』には、抜け毛が多くなる傾向にあります。

昨今では、室内飼いの犬が増えたために、換毛期の区別がつかないことも多くなりましたが、一般的には、春先と秋~冬にかけての2回換毛期があります。

換毛期があるのは、チワワやミニチュアダックスフンド、ポメラニアンといったダブルコートを持つ犬種です。

ダブルコートとは、皮膚を保護する役割を持つオーバーコート(上毛)と、体温調節の役割を果たすアンダーコート(下毛)を持つ犬種のことです。

こういった犬たちにおいては、「よく毛が抜けるな~」といった印象があるかと思いますが、毛が抜けることで衣替えをしているからなのですね。

一方で、オーバーコートしか持たない犬種であるトイプードルやマルチーズなどは、シングルコートと言われ、一般的には換毛期がありません。

その代わり、毛が伸びることが特徴であり、定期的にトリミングが必要となります。

皮膚にトラブルがある

皮膚に、感染や炎症などのトラブルがあり、抜け毛が多いことがあります。

犬の皮膚に起きるトラブルとして多いのは感染症です。

特に、細菌感染が原因となり発症することが多く、『膿皮症(のうひしょう)』と言われます。

犬の皮膚に常在する細菌であるブドウ球菌が異常に増えたときに生じる病気であり、どの犬でもかかる可能性があります。

他にも、真菌や寄生虫などの感染や脂漏症、アレルギーやアトピー、内分泌疾患(ホルモンの異常)や自己免疫疾患などといったさまざまな理由で皮膚トラブルが生じます。

ストレスを抱えている

なにかしらの不安やストレスがあることで、掻く・なめる頻度が増え、抜け毛が多いことがあります。

犬にとってのストレスを特定することは難しい場合も多いですが、

  • 家族が増えた、減った
  • 同居動物が増えた、減った
  • 食事や散歩のタイミングが変わった
  • 工事の音や雷といった騒音
  • 飼い主さんの不在
  • 過度の愛情
  • からだの不調

…などといったさまざまなことが考えられます。

特に、抜け毛が増えた前後で、トラブルの原因が見つかることが多いです。

犬の抜け毛と同時に見られる症状~イライラも一症状!

犬の抜け毛が多いときには、

  • よく搔いている、なめている、噛んでいる
  • 被毛が薄い(脱毛)
  • 皮膚が赤い、傷がある
  • 床にこすりつけている

といった症状も同時に見られることが多いです。

また、かみついたり、うなったり…少しイライラしているのかも!?といった症状や、おしっこやうんちの失敗などといった、一見抜け毛とは関係ないような症状が見られることもあります。

こーくん
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犬が抜け毛をたくさん食べると腸閉塞になることも…

犬の抜け毛が多いときは、それを食べてしまうことで、腸閉塞になることもあります。

一般的には、食べてしまった毛の塊は便で出るようになっており、また、吐き戻すことで対応しています。

ただ、『毛球症(もうきゅうしょう)』といって、食べた被毛が胃腸にたまってしまい、嘔吐や食欲不振などのトラブルが生じることがあります。

胃の中で大きくなった毛の塊は、吐くことが難しくなり、腸に詰まってしまうこともあるのです。

その場合には、腸閉塞の状態となり、手術等の緊急的な処置が必要となることもあります。

こーくん
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『たかが抜け毛!』とあなどれないこともあるのです!

犬の抜け毛の対策~抜け毛対策グッズ

犬の抜け毛が多いときには、皮膚や胃腸トラブルを防ぐためにも、またお家の清潔を保つためにも対策をする必要があります。

原因の特定も必要ですので、まずは動物病院に相談したうえで、以下を試してみてくださいね。

ブラッシング

ブラッシングをこまめにしてあげることで、余計な被毛を除去し、皮膚の環境を清潔に保つことができます。

また、飲み込む毛の量自体も減りますので、毛球症の対策にもなります。

先の丸いスリッカーブラシなどを使い、1日5分程度を行ってあげるといいですね。

毛玉がある場合には、コームやバリカンを使って、除去してからブラッシングをしましょう。

ファーミネーターなどの、抜け毛がごっそりとれるブラシもありますが、皮膚を傷つけてしまうことも多いです。

こーくん
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愛犬の様子を見ながら、優しく行ってください!うちのロングコートチワワは、ブラッシングをサボると首回りによく毛玉ができていますね…

シャンプー

定期的なシャンプーは皮膚を清潔に保ち、抜け毛が減少する傾向があります。

皮膚トラブルがない子の場合には、1カ月に1回程度のシャンプーがよく、それ以上行うことで逆に皮膚トラブルが生じてしまうこともあるため注意しましょう。

皮膚にトラブルがある場合には、薬用シャンプーで洗うことで、抜け毛が減ることがあります。

『どういったシャンプーがよいのか?』『シャンプーの頻度はどれくらいなのか?』は、主治医の先生とご相談の上決めてみてくださいね。

こーくん
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やり過ぎも良くないということ!風呂上りは興奮して走り回るので、毛が飛び散る前に掃除機を忘れずに

服を着せる

服を着せてみるということも抜け毛対策のひとつです。

特に、皮膚が弱い子や乾燥気味の子には、皮膚を守る意味でも洋服を着せることがおすすめです。

また、飛び散る毛の量を減らすことができ、部屋をきれいに保つことができます。

ただし、服を着せることで蒸れてしまう場合があること、洋服が汚れているとかえって皮膚を悪くしてしまうことに注意が必要です。

こーくん
こーくん

うちのラブは、服が嫌いで気づけばビリビリに破ってましたよ。好き嫌いが分かれそうです…

ストレスの除去

精神的なストレスで抜け毛が多いこともあります。

何が原因なのか見極めることは難しいですが、たくさん遊び、かまってあげることで、満たされる場合も多いです。

定期的にスキンシップをとるように心がけましょう。

掃除機をこまめにかけて対応しよう

『愛犬の抜け毛に困ったな…』というときは、

上記に合わせて、掃除機もこまめにかけるようにしましょう。

汚れた環境がワンちゃんの皮膚に悪影響を与えることもあるからです。

掃除機をかける前に雑巾がけをすることで、被毛の飛散を防ぐことができます。

少し大変ですが、時間がある場合には行ってみるといいですね。

【まとめ】犬の抜け毛がひどい!原因や対策についてお伝え

犬の抜け毛が多いときには、

  • 換毛期であること
  • ストレス
  • 皮膚トラブル

が関係している場合が高い。

原因をしっかり見極め、シャンプーやこまめなブラッシングをして、経過をよく見てあげましょう!

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