犬のシャンプーの頻度とお湯温度、これだけ押さえれば安心!シャンプー時の5つのポイント解説

こーくん
こーくん

愛犬のシャンプーを自宅で行う機会は多いと思います。ただ、正しいやり方はご存知ですか?

「お湯の温度は何℃くらいで洗えばいいのだろう…」

「どれくらいの頻度でシャンプーするべき?」

など、洗い方や頻度に不安のある飼い主さんもいらっしゃると思います。

この記事でわかること

  • 犬のシャンプーの頻度
  • お湯の温度
  • シャンプー時のポイント

などをお伝えしています。

「愛犬のシャンプーは少し苦手だな…」「不安があるな…」という飼い主さんは、ぜひ読んでみてくださいね。

※当ページの情報は執筆時点のものであり、最新の情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
※当ページのリンクには、広告が含まれる場合があります。

犬のシャンプーは必要?

結論から言うと、ワンちゃんもシャンプーをすることが必要です。

当然、犬も人と同じように皮脂による汚れが付着します。また、服を着ていないことから、ノミやマダニが付きやすい傾向にもあります。

そのため、シャンプーをしないことで、独特のにおいを発したり、皮膚トラブルを生じる可能性があることから、汚れや皮脂をしっかり落としてあげる必要があるのです。

犬のシャンプーのやり方~5つのポイントと注意すること~

一見、犬の皮膚は人の皮膚より強そうに感じますが、実際は人の1/3程度の厚さしかないといわれています。

そのため、シャンプー時には気をつけることがいくつかあります。

シャンプーをするからには、しっかり汚れを落とし、愛犬にリラックスしてもらいたいですので、以下のポイントに沿って行ってみてくださいね!

シャンプーの5つのポイント

  • ①ブラッシング
  • 十分な下洗い
  • ③優しくマッサージ
  • ④念入りにすすぎ
  • ⑤タオルドライ・ドライヤーでしっかり乾かす

①まずは、ブラッシング

「よし!シャンプーをするぞ!」と思い、いきなりお風呂に入れるのではなく、まずはブラッシングをするようにしましょう。

\POINT/ ブラッシングでは、毛並みを整え、毛玉をとく作用があるだけでなく、汚れやノミ・マダニなどを落としてあげる効果もあります。

こーくん
こーくん

血流をよくしたり、「これからシャンプーをするよ!」と教えてあげることもできますので、まずは十分にブラッシングをしましょう。

十分な下洗い

シャンプーの前には、からだ全体をしっかりと濡らして、汚れを浮かせてあげましょう

\POINT/ シャワーをかける際は、ヘッド部分をからだに直接あてることで、犬は安心感を覚えます。

また、余計に水が跳ねずにすみますね。顔回りは苦手な子が多いため、スポンジなどを使用して、濡らしてあげてもよいでしょう。

③指の腹を使用して優しくマッサージ

こーくん
こーくん

人の頭のシャンプーと同様、ワンちゃんのシャンプーも指の腹を使用して、マッサージするように洗いましょう!

汚れが浮き出るのみならず、皮膚の血流向上も期待されます。

\POINT/ あまり入念に行うと、犬も飽きてくるため丁寧かつ素早く行うことがポイントです。

汚れが多い場合には、二度洗いしてもよいですね。

念入りにすすぎ

シャンプー剤が残っている場合には、からだにあまりよい影響を与えません。

かゆみやふけを生じることもありますね。その為、すすぎは念入りに行うのが重要です。

被毛がつややかになるように、また、皮膚を守るためにも、リンスをしてあげてもよいですね。

⑤タオルドライ・ドライヤーでしっかり乾かす

シャンプーが終わったら、バスタオルでしっかり水気を落としましょう。

バスタオルだけで乾くくらい、十分にタオルドライをすることで、ドライヤー時間を短縮することができます。

\POINT/ 常に同じ場所にあてていると、やけどをしてしまうため、風が当たる場所は細かに変えながら行いましょう。

こーくん
こーくん

飼い主さんの手に風が当たるようにして乾かしてあげれば、暑すぎるということは防げますね。

からだが濡れていることで、体温が下がってしまうため、なるべく早めに乾かしてあげましょう。

皮膚にトラブルがある場合には注意!

ただし、皮膚にトラブルがある場合には、ドライヤーの熱で皮膚病がより悪くなってしまうため、タオルドライのみで終了のこともあります。詳しくは、主治医の先生にご確認くださいね。

人間用のシャンプーはダメ

愛犬のシャンプーは、人間用ではなく犬用を用いるようにしましょう。

人のシャンプーなら手軽で、泡立ちも良いため、「少しくらいよいかな…」と思って使用されている方もいらっしゃいます。

ただ、先にもお伝えした通り、犬の皮膚は人よりも薄いために、刺激が強い可能性があります。

犬のシャンプーの頻度は?やりすぎはNG!

犬のシャンプーの頻度ですが、

健康な皮膚状態の子であれば、1カ月に1~2回がよいとされています。

これ以上洗うことで、必要な皮脂まで落としてしまい、からだのバリア機能が低下してしまう可能性があります。

皮膚病で治療中の場合には注意!

ただし、皮膚病で治療中の場合には、悪い細菌や余剰な皮脂を落とす必要もあり、1週間に1回程度行うこともあります。

また、犬種や年齢によっては、皮脂が多く分泌され細かなケアが必要となることもあります。

フレンチブルドッグやパグなどは、しわの間のお手入れを定期的にしなければいけません。

そのため、皮膚病で治療中の場合や犬種によっては、主治医の先生の指示通りに洗うようにしましょう。

シャンプーも薬用を使用する場合があるため、皮膚トラブルを抱えている場合には、一度受診するようにしましょうね。

子犬の場合は?

子犬の場合には、外に頻繁に連れ出すことも少ないため、こまめに洗う必要はないでしょう。

また、早くから洗うことで、「シャンプーが怖いもの!」と思ってしまう子もいます。

\POINT/ シャンプーを初めて行うときは、短時間で終わらせ「シャンプーは楽しいもの!」と覚えさせるようにしましょう。

こーくん
こーくん

皮膚状態によって異なりますが、3-4カ月齢位までは特に汚れがなければ、積極的なシャンプーはいりません。6カ月齢くらいまでに1~2回入れてあげればよいでしょう。

犬のシャンプーの温度はどれくらい?

犬のシャンプー時の温度は、

人が触って、少しぬるいなと感じる37~38℃程度がよいとされています。

というのも、犬は被毛に覆われているため、皮膚自体は人に比べると薄く、繊細なつくりとなっているからです。

また、人と違って汗をかくことができないため、体温が上がりすぎてしまうことで、からだに大きな負担がかかってしまう可能性もあります。

ただし、冷たすぎもNG。風邪をひいてしまったり、シャンプーが嫌いになってしまう可能性もあります。

犬のシャンプー難しい場合はサロンに頼んでもよい!

シャンプーが苦手で、噛みついてくる子や、子犬・シニア犬などでシャンプーが難しい場合には、トリミングサロンや動物病院に依頼した方が安心でしょう。

プロに頼むことで、迅速かつ丁寧に対応してくれるため、愛犬にかかる負担も少なくすみます。

特に、心臓病や呼吸器にトラブルを抱えている子の場合には、シャンプー時のストレスが命にかかることもあります。

こーくん
こーくん

いざというときにすぐに対応できる、動物病院併設のトリミング店がオススメですよ!

【まとめ】犬のシャンプーの頻度とお湯温度、これだけ押さえれば安心!シャンプー時の5つのポイント解説

犬のシャンプーは、1カ月に1~2回程度行うとよいでしょう。

お湯の温度は人がぬるいなと感じるくらいの37~38℃程度がいいですね。

皮膚トラブルがある子の場合や子犬・シニア犬では、自宅でのシャンプーが難しいと感じるシーンもあると思います。

動物病院やペットサロンも用いて、快適なシャンプーを楽しみましょう!

PAGE TOP