老犬への負担を少なく旅行を楽しむポイントまとめ

愛犬との旅行はとても楽しいですよね。

これはワンちゃんにとっても同じで、外のにおいや音などの刺激は、日々の生活に彩りを与えます。

ただ、老犬との旅行の際には、いくつかの注意点もあり、タイトなプランは体調を崩してしまうこともあります。

この記事では、

  • シニア犬と旅行に出かける際の注意点
  • シニア犬と旅行に出かける際の持ち物
  • 負担を少なくする方法

などをお伝えしています。

こーくん
こーくん

愛犬といつまでも楽しくお出かけをしたい!」という飼い主さんは、ぜひ読んでみてくださいね。

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そもそも老犬と旅行しても大丈夫?

『そもそも老犬と一緒に旅行をしても大丈夫なのか?』ということですが、特に問題がないことがほとんどです。

外の音やにおいなどの刺激は、変わらぬ日常へのスパイスとなります。

そして何よりも、飼い主さんと一緒に過ごせる時間は、愛犬にとってかけがえのないものです。

ただし、下記でもお伝えしますが、若いときと比べて、注意すべき点もいくつかあります。

また、心臓病や腎臓病など病気を患っている子も多く、その場合には宿泊が難しいこともあります。

そのため、老犬と旅行に出かける際は、主治医の先生にも確認しておく方が安心でしょう。

旅行で老犬への負担を減らす方法

旅行において、シニア犬の負担を減らすためには、いくつかの対策をしてあげる必要があります。

以下で分けてお伝えしますね。

移動は車でドライブ移動がベスト

旅行の際の交通手段としては、車や列車、バスや新幹線などさまざまありますよね。

その中でも、愛犬の負担を減らすためには、車移動を選んであげることがおすすめです。

なぜなら、車移動は、ワンちゃんのペースにて移動ができるからです。

疲れたら休憩をとれますし、遊んだり寝かせてあげたり…と、メリハリをつけて相手をしてあげることができます。

シニア犬では、おしっこが近い子も多く、車移動ならトイレ休憩も頻繁にとることができて安心です。

旅行経験がなければまず近場で慣れさせる

いきなり長距離の旅行に出かけることはあまりおすすめできません。

そのため、まずは近場のドライブから慣らしてあげるようにしましょう。

5-10分程度の短い距離から行ってみましょう。

車の窓はわずかに開けて、外の空気を入れてあげると、酔わずに乗車できる子が多くいます。

吐いたり、よだれが多く出たりする場合には、車酔いをしている証拠です。

車酔いを防ぐためには、動物病院にて酔い止めを処方してもらい、乗車の30分ほど前までには飲ませておくようにしましょう。

暑い時期・寒い時期は控える

夏や冬など暑い時期・寒い時期は控えるようにした方がいいでしょう。

というのも、老犬は、体温調節の機能が低下していることが多く、容易に熱中症や低体温症となる可能性があるからです。

旅行に行く際には、春や秋など過ごしやすい時期を選んであげるようにしましょう。

また、移動中の温度管理にも気をつけましょう。

一般的に、ワンちゃんが快適に過ごせる温度は、22-25℃程度と言われています。

こーくん
こーくん

エアコンを使用する際には、愛犬に直風が当たらないように配慮してあげましょう!

老犬にと旅行するなら注目すべき宿・コテージの特徴

老犬と旅行するならば、なるべく段差が少なく、滑らない素材の床である宿泊施設を選ぶようにしましょう。

障害物が少なく、動けるスペースが広めに確保されている宿泊施設だと、足腰が弱くなってきている愛犬にとってはなおよいでしょう。

運動が大好きで外交的な子の場合には、ドッグランが併設されているタイプの宿もいいですね。

少し神経質で臆病な子の場合には、他の犬の鳴き声やにおいが届きにくい、独立型のコテージタイプを選ぶといいでしょう。

夜鳴きがある子の場合にも、まわりを気にせず過ごせるお部屋だと、安心して過ごせますね。

老犬との旅行での注意点

老犬と安全に楽しく旅行をするためには、いくつかの注意点があります。

もしものために動物病院を調べておく

旅行先ではおなかを壊してしまったり、けがをしてしまったり…と体調を崩してしまうことがよくあります。

その際に、いつもの動物病院に駆け込むことは難しいですので、旅先の動物病院を調べておくと安心ですね。

『何時まで営業しているのか?』『救急対応をしてくれるのか?』あらかじめチェックしておくようにしましょう。

持病がある子の場合には、前もって電話でいろいろ確認をしておくとより安心ですね。

食事は持参すること

食べ慣れた食事を持参するようにしましょう。

旅行先で急にご飯を変更してしまい、下痢や嘔吐となってしまうことはよくあります。

特に、病気の治療用の食事である療法食を食べている場合には、忘れずに準備しておくようにしましょうね。

また、旅先では、いつもとの環境の違いから、食事を摂らなくなってしまう子もいます。

そのため、食べ慣れたウェットフード(缶詰、パウチ)やおやつもいくつか用意しておきましょう。

早めに休ませてあげること

旅行中は、いつもより疲れていることが想像されます。

そのため、普段の消灯時刻より1-2時間程度は早めに休ませてあげましょう。

興奮してしまい寝付かない子もいますが、電気を消して、飼い主さんが寝る体勢を作れば、愛犬も安心して眠ることができるでしょう。

老犬と旅行時、特有の持ち物リストはある?

老犬との旅行時には、若いときには必要ではなかった持ち物もいくつかあります。

  • たくさんのペットシーツ
  • おむつ、マナーベルト
  • 水のいらないシャンプー

老犬になると、おしっこやうんちを漏らしてしまうことがよくあります。

環境の変化で、おねしょをするようになってしまう子もいます。

そのため、寝床にはたくさんのペットシーツを敷いてあげると安心でしょう。

また、施設などに入るときには、おむつやマナーベルトを装着することで、飼い主さんも安心して楽しむことができますね。

万が一、からだが汚れてしまった際には、水が不要のシャンプーを使えば、清潔なからだを維持することができます。

【まとめ】老犬への負担を少なく旅行を楽しむポイントまとめ

老犬の負担を少なく旅行を楽しむためには、車移動による旅行がおすすめです。

前もって、短距離から慣らすようにしておき、休憩は多めにとるようにしましょう。

また、ペットシーツやおむつ、水が不要なシャンプーなど、シニア犬だからこそ必要な旅行グッズもあります。

しっかり準備をして、愛犬と楽しい旅行を過ごすようにしましょう!

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