「車持ってなくても快適に愛犬と旅行したい！」と思うのは自然のことですよね。では、どうする？
「車なしでも快適に愛犬と旅行する方法が知りたい。」
「一人旅で犬を連れて電車で旅行がしたいけど、おすすめのプランはある？」
「旅行行くのに自分が運転したくない！」
「周りの目を極力気にしなくてよい旅行がしたい！」
今回は、こんな悩みをお持ちの方にオススメできる方法を紹介します。
この記事でわかること
- 旅行の事前準備
- （関東発）バスツアーで旅行（バスツアー3社の比較）について
- （関東発）飛行機で旅行について
- （関東発）電車・新幹線で旅行について
- （関東発）貸し切りタクシー旅行（タクシー3社の比較）について
愛犬との旅行は、自家用車を利用するのがいろいろな部分で気を使わなくて済むので楽ですが、「自家用車を使わない旅行」ができないわけではありません！
愛犬と自家用車以外での旅行がしてみたい！という飼い主さんは、ぜひ読んでみてくださいね。
「うちの子は他の子達と仲良くできないタイプだから無理…」と諦めるのは早いです。周りの目を気にしなくて良い貸し切りタクシーや貸し切りハイエースという手もあります！是非、下記の記事も参考にしてみてくださいね。
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（バス・車・電車・飛行機の）ツアーのトラブルを回避し、存分に楽しむには、事前準備が絶対条件です。
非常識的な人だと思われないようにしっかり把握しておきましょう。
旅行の事前準備
- ツアーの前日には清潔な状態にする（シャンプー・カット・コーミング等）
- 旅行中の犬のトイレには責任を持つ（管理・処分）
- 酔い止めをもらっておく
それでは、一つ一つ解説しますね。
多くの犬が集まる場所では、知らぬ間に他の犬にノミやダニをうつしてしまう可能性があります。
トラブルを未然に防ぐためにも、ツアー前日には愛犬の体をしっかりシャンプーし、清潔な状態でツアーに参加できるようにしましょう！
シャンプーや清潔な状態にするのは、旅行する場合のエチケット・マナーです。
また、綺麗なペットキャリーやリードも必ず準備してください。多くの場合、愛犬は膝の上・隣の座席・足元のペットキャリーの中に一緒に乗ることになります。
ケージの中じゃない場合は、迅速に対応できるようにリードをつけておくとよいでしょう。
個人的には、取っ手がついているハーネス（例：ユリウスケーナイン ＩＤＣパワーサマーハーネス）を付けての移動が安心です。リードが引っかかって首がしまってしまうことも想定される為！
ツアー中、犬のトイレを管理するのは飼い主の責任です。
トイレの責任とは
- うんちを持ち帰る為の袋
- 最低限のニオイ漏れの予防
- トイレ休憩の頻度
多くのツアーでは、愛犬のゴミを持ち帰ることが義務付けられているので、ゴミを入れる袋が必須となります。
また、集団での移動の為「トイレ休憩」も決まっていますので、どのくらいの頻度であるのかを把握しておきましょう。
個人的にオススメなゴミ袋は、車に載せてもうんちが臭わない袋と言われている【BOS】と 正方形の薬箱。
【BOS】は、厳密には匂わないわけではなく、臭いが漏れるスピードが遅く設計されています（特許出願済）。袋に入れた臭い成分が、ゆっくりとしか出てこないため、漏れても嗅覚閾値を超える前に拡散し、臭いを感じにくくなっているのです。一方、薬箱は小さいけどカバンの中でウンチがつぶれないようにする目的です。
「ニオイ」は、自分以外の人がいる場合に考慮しないといけないマナーの一つです！
ワンちゃんが途中で酔ったり吐いたりするかもしれません。
初めてでよくわからない場合は、食事は乗り物に乗る2時間前くらいに済ませておきましょう！
例えば、食後すぐや過度の空腹な状態で車に乗ると嘔吐・車酔いしやすくなることがありますので食事のタイミングには気をつけましょう。
動物病院ではペットの酔い止め薬を処方してもらえますので、事前に少しでも不安を払拭させたいのであれば事前にもらっておくのが良い！
この記事で紹介するバスツアーの特徴
- 一緒に座席に座れる
- お一人様でもバッチリ楽しめる
- 日帰り
- お値段もリーズナブル
上記の特徴を持つ３つの魅力的なツアーを比較して見ました！
| 比較内容 | わんわんトラベル | vipわんツアー | ワンバスツアー |
|---|---|---|---|
| 参加できる犬種 （一人当たり） | ・小型犬は３頭 ・中型犬は２頭 ・大型犬は１頭 | ・超小型犬-小型犬 （～6.9kg）は2頭 ・中型犬（～18kg）は1頭 | ・小型犬から大型犬、 2匹まで |
| (日帰り) 1名の平均ツアー料金 | 15,500円 | 20,571円 | 25,772円 |
| 掲載中の日帰りツアーの数 （05.06.23現在） | 10 | 7 | 11 |
| バスのスペース | ・座席に備え付けのロールスクリーン。二人だけの空間！ ・席間が通常のバスに比べ、2倍のスペース ・ペットバギーやカートごとバスに乗ることが可能 | ・ワンちゃんも座席を利用 ・安全のためにドライブボックス有（※苦手な子は、座席に装着可能なわんちゃん用のシートベルトを使用） | ・ワンちゃんも座席を利用(膝の上・足元に座らせてもOK) |
| その他の特徴 | 床が滑りにくい | – | ツアーが季節に合わせたもので、内容が豊富で目を引く |
| Website | https://b-i-g.tokyo/wanwantravel/ | https://tour.vipliner.biz/dog/ | https://wan-bus.com/ |
それでは、一つ一つ見ていきましょう。
- 城南島海浜公園 横浜赤レンガ倉庫 ツアー(5月)：12,000円
- 山下公園・元町中華街ツアー(5月)：12,000円
- ひたち海浜公園 那珂湊おさかな市場 ツアー（5月）：15,000円
- 飯能フィンランド旅気分ツアー(5月)：15,000円
- 箱根 芦ノ湖 遊覧船 ツアー（5月）：18,000円
- 養老渓谷駅 大多喜ハーブガーデン ツアー(5月)：15,000円
- 飯能 Dog Friendly Festa ツアー（6月）：15,000円
- 大多喜ハーブガーデン アウトレットパーク木更津 ツアー（6月）：15,000円
- 箱根 芦ノ湖 遊覧船 ツアー（6月）：18,000円
- 九十九里みんなでBBQ ツアー（6月）：20,000円
一人当たり、小型犬なら3頭まで、中型犬なら２頭まで、そして大型犬なら１頭までツアーに参加できます。
一人でのご参加でもツアー中は、スタッフのサポートもあるので安心です。
単に移動代としてのツアー料金ではなく、行くまでの時間もリラックスして楽しめる工夫がされた空間を提供してくれています。
特徴は下記の通りです！
快適な5つの理由
- ペットバギーやカード事乗せることができる「通常の2倍」の座席スペース
- スペースから出ていかない様に、ロールスクリーンが設置されている
- 互い違いに座席が設置されている（席が左右で少しズレている）ので、目が合いにくい構造
- 清潔な車内のカーテンやシートは防水・防臭・抗菌仕様
- 床が木目調の滑りにくい素材を使用
バスツアーなのに余裕で足が伸ばせてリラックスできるのは、非常に魅力的！
- 日本一のポピー畑を散策＆風情溢れる川越の街並み、愛犬ラテを追加したら幸せ記念日♪日帰りvipわんツアー！（5月）：17,800円
- 湖畔でピクニック(お弁当つき)―Kahvila HAUHAU―in メッツァビレッジで北欧気分♪無添加オヤツのお店や深谷テラスパーク ドッグフェスにも立ち寄りでわんちゃん喜ぶ日帰りvipわんツアー！（5月）：18,400円
- 生産量日本一の鉾田でメロン1玉狩り体験！「水郷潮来あやめまつり」で和の風情もたっぷり楽しむ日帰りvipわんツアー！（6月）：19,400円
- 貸切ドッグランでドッグヨガ＆獣医さんによる健康セミナー開催！(行列のできるお悩み相談所!?)ご昼食はわいわいバーベキューで交流を深める日帰りvipアニわんツアー！（6月）：28,800円
- 『千年の苑』ラベンダー畑＆ムーミンバレーパーク『アンブレラスカイ』散策♪牧場直営のカフェでハンバーグランチやわんちゃん喜ぶオヤツのお店でお買い物等満喫の日帰りvipわんツアー！（6月）：19,400円
- 日本一長いバラ回廊『ハイジの村』＆『さくらんぼ狩り』食べ放題！昼食はドッグラン付カフェで洋食を楽しむ日帰りvipわんツアー！（6月）：20,800円
- わんちゃんとサクランボ狩り食べ放題♪富士山の麓に広がるお花畑で季節の花々鑑賞＆『天然酵母石窯ピザやタルト』のランチ付き日帰りvipわんツアー！（6月）：19,400円
飼い主様一人につき、超小型犬～小型犬（～6.9kg）は2頭まで、そして中型犬（7kg～18kg）は1頭まで同行可能です。
その他の参加条件は、年に一度狂犬病ワクチンと混合ワクチンの接種をしていること。
仮に一人で参加しても、スタッフがサポートしてくれるので安心して参加できます。
ご出発より20日前までに申し込みで「早割」！（日帰りツアーは1,000円割引、宿泊ツアーは2,500円割引 03.19.23現在）
オープントップバスに乗って、いつもと違った角度から町を眺めるツアーが企画されていたりと、飽きない工夫が盛りだくさん。
「代々木わんわんカーニバル2023」や「ドッグマルシェ」のようなイベントに合わせて参加してみると楽しい体験ができそうですね！
- 菅沼カヌー体験 (5-7月) : 30,000円
- 軽井沢の休日 (5月) : 25,000円
- 千葉 絶景鋸山日本寺展望台と佐倉チューリップまつり (4月) : 28,000円
- メロン狩りとひたち海浜公園 (5月) : 26,000円
- 山梨さくらんぼ狩と山中湖遊覧船 (6月) : 25,000円
- 日光東照宮と川治あじさい公園 (6-7月): 26,000円
- 佐倉ひまわりフェスタとドギーズアイランド(７月) :25,500円
- たんばらラベンダーパークと季節の果物狩り(7-8月): 24,000円
- 夏の秋川渓谷ウオーキング (8-9月): 22,000円
- 夏の那須高原を満喫 (8-9月): 29,000円
- 八ヶ岳アウトドアドッグフェスタ (9月): 23,000円
小型犬から大型犬まで、一人2匹までツアーに参加できます。
ご自身の愛犬を大切にするため、また他の参加者も安心してツアーに参加できるように、お一人様2頭まで参加できます。
ツアー当日は証明書（狂犬病・予防接種）が必要になります。ワクチン接種ができない犬については、かかりつけの動物病院からの「ワクチン接種免除の証明書」を持てばok！
参加者の80％がお一人様とのこと！
犬好きな女性が多く参加するツアーで、トイレや買い物の間、スタッフが愛犬を預ってくれますよ。
座席にはシートカバーが付いてて愛犬の粗相や抜け毛が気になる方でも、安心して乗車できるのが特徴です。
それでも気になる方は、バスタオルやブランケットをご持参すると良い！
また、主催旅行保険と国内旅行傷害保険に加入している会社様が運営されています。犬や飼い主に関わる事故が発生した場合に、一部を補償する保険です（場合によっては補償が受けられないこともあります点ご注意ください）。
もし、愛犬を隣の席に乗せて飛行機で移動することが可能なら、多くの犬の飼い主が飛行機に乗せるに違いないでしょう！
しかし残念ながら、日本の航空会社では、機内へのペットケージの持ち込みは禁止されています…
過保護すぎるかもしれませんが、個人的には【荷物】として預けることはできないので飛行機の旅行はオススメしません！一緒に乗れる飛行機会社ができたらいいのに…
愛犬を飛行機に乗せる場合は、機内でできるだけストレスなく過ごせるように、事前に万全の準備をしておく必要があるので、「非常に難しい」と言われています。
以下、犬を飛行機に乗せる際の注意点をまとめてみました。
犬を飛行機に乗せる際の注意点
- 犬は基本的に貨物（手荷物）として輸送されます。
- 犬を飼い主と一緒に機内に持ち込み、機内の座席で一緒に過ごすことはできません（身体障害者補助犬（盲導犬、介助犬、聴導犬）については、機内への持ち込みが許可されています）。
- 貨物室には乗務員がいないため、飛行中に愛犬にトラブルがあった場合、着陸まで対処してもらうことができません。
- 航空会社によっては、ホームページで画像を公開している場合があります。また、航空会社によりルールや料金が異なります。
- 国内線・国際線ともに、犬の輸送は各航空会社のルールに則って行われます。ただし、予約や手続き、料金などは航空会社によって異なりますので、事前にご確認ください。
愛犬と旅行するとき、電車や新幹線に乗せてもいいのかご存知でしょうか？
愛犬との旅行は、車での移動が一番ストレスが少ない場合が多いですが、場合によっては電車や新幹線を利用した方が、スムーズに目的地に到着して旅行が楽しめることもあります。
新幹線や特急列車で宿泊先の近くの駅まで行き、そこから貸切タクシーやレンタカーを借りて（※ペット同伴の可否は予約時に確認）一緒に旅を楽しむのもいいですね！
JR新幹線のペット料金と持ち込みのルール
- 結論：ワンちゃんを持ち込むことは可能です（制限あり）
- 持ち込む場合は、290円（*3.19.2023現在）の「手回り品きっぷ」が必要（窓口で購入可能）
- 長さ70cm以内で、タテ・ヨコ・高さの合計が120cm以内のケースにいれたもの（※盲導犬、介助犬、聴導犬など、「身体障害者補助犬法」に基づき認定された身体障害者補助犬については、全ての列車において随伴して乗車できます）
- ケースと動物を合わせた重さが10kg以内
- 置き場所は、自分の膝か、自席のテーブルスペース、荷物置場
参照：https://jr-shinkansen.net/articles/animal-fee/
指定席券を2枚買って座席の上にペットを置くのはどうかと考える飼い主様もいると思いますが、実はNGです。JRでは、1人が2枚以上の乗車券を同時に使用することはできない、と定めているため「禁止」となっています。
少し厳しい気もしますが、ルールを守って楽しみましょう～！
各鉄道会社によって条件が異なるので事前にチェックしておきましょう！
では、早速、関東の電車で行けるおすすめスポットをご紹介します。
伊豆高原は、東京から特急「踊り子号」で約2時間（9時にでれば、11時ごろでお昼時）！
事前に席予約して乗車できるので、安心して事前に旅行プランを練ることができます。
約2時間我慢したワンちゃんをすぐに開放してあげられる「愛犬の駅」が駅から徒歩10分の距離にありますよ。
そこからは、お好みで一緒に下記の場所を探索！
伊豆高原オススメスポット
- 大室山 – 登山リフトに乗って空中散歩タイム (※体重が15キロ以下、体高が45㎝以下)
- 伊豆シャボテン動物公園 – リードをつけて動物たちとご対面 （※1メートル以内のリード）
- 熱海サンビーチ – 海水浴期間外は犬とビーチでお遊びタイム
一日の最後は、ペット同伴可能な温泉宿泊で一日の疲れを流す最高の終わり方！
独立したコテージタイプを選べば、周りを気にせずリラックスタイム♪
| ペット＆スパホテル伊豆高原 | 伊豆高原わんわんパラダイスホテル＆コテージ | |
|---|---|---|
| 住所 | 413-0234 静岡県伊東市池893－102 | 413-0235 静岡県伊東市大室高原3－490 |
| るるぶトラベル 評価 | 公開なし | (3.7) すごく良い |
| ペット関連 別途料金 | 小型犬10キロ未満：1500円 中型犬10キロ～20キロ未満：2000円 大型犬20キロ以上：2500円 ※2頭目以降1000円引き | 小型犬1頭1泊2で100円、 中・大型犬1頭1泊2で200円、 （1室に付き2頭目から半額） |
| 対象 | 小型犬～大型犬、 ハムスターや豚、フェレット、ふくろうなど小動物可 | 小型犬～大型犬 |
| 最安値 | ¥58,800（最安値 03.19.23現在） | ¥19,541（最安値 03.19.23現在） |
| 最安値 プラン内容 | ・朝食（和食膳）と夕食付（会席料理） ・ワンちゃん食事付 ・「温泉」・「愛犬コミュニティ広場」利用可 | ・食事なしの宿泊only |
| 予約サイト | 『ペット＆スパホテル伊豆高原』に宿泊する！ | 『伊豆高原わんわんパラダイス』に宿泊する！ |
タクシーで旅行なんかしたら金額がすごいことになりそう！と思った飼い主様は少なくないはず。
実は、「貸し切り料金」というのが存在しているのでおおよその値段がわかります！
下記は、東京23区発で利用できる３社の料金を比較した表です！
| 比較内容 | Petta | ワンネス | 東葛ペットタクシー |
|---|---|---|---|
| 貸し切り料金 | ・6時間 70km以内 13,200円＋お迎え料 (※時間超過料金 330円/10分) ・12時間 160km以内 26,400円＋お迎え料 (※時間超過料金 275円/10分) | ・6時間 70km以内 13,200円＋お迎え料 (※時間超過料金 330円/10分) ・12時間 160km以内 26,400円＋お迎え料 (※時間超過料金 330円/10分) | ・4時間 65km 以内 13,000円+お迎え料 ・8時間 150km 以内 26,000円+お迎え料 (※時間超過料金 1,100円/30分) |
| お迎え料金 （地域により異なります） | 880円～ | 880円～ | 1,000円～ |
| 待機料金 | 250円／10分 | 250円／10分 | 250円／10分 |
| 有料道路代 | 実費加算 | 実費加算 | 実費加算 |
| 車種 | 軽自動車 | 軽自動車 | 軽自動車 |
| Website | https://www.petta-tokyo.com/ | https://oneness-taxi.com/ | https://pet-taxi.jp/ |
思ったよりもやすいかも…と感じた人もいるのでは？
「より詳しく、知りたいよ」という方は、是非下記の記事を参考にしてください。
車なしでも快適に愛犬と旅行する方法や、関東で犬を連れて行けるおすすめの旅行プランなどについて解説しました。
基本的には、電車やバスなどの公共交通機関を利用することが多いと思いますので、きちんと「事前確認」をしておきましょう。
また、車は絶対に使わないと固執する必要はありません！
柔軟に考えて、ワンちゃんと一緒に旅行を楽しみましょう♪
